日本橋 MARUZEN Cafe 〜バラエティ豊かなハヤシ(早矢仕)ライス
いつもたくさんのお客さんで賑わっている。
年配の紳士やご婦人、お買い物帰りに立ち寄る女性など
その年齢層は比較的高めに感じるも
ランチタイムともなれば、幅広い客層で満席となる。
「ハヤシライス」
▶︎ 土蔵造りの丸善社屋と創業者の旧岩村藩医;早矢仕有的(丸善社員アルバムより)
店員にはそれぞれ「万吉」「要吉」「鉄蔵」など、親しみやすい呼び名があった
お食事メニューは、基本
「ハヤシライス」と「カレーライス」
しかしながら、そのバリエーションの豊富さには、
目を見張るものがある。
白いライスをふわふわたまごで包み
コクのあるハヤシソースをかけた
「ハヤシオムライス」
▶︎ 人気定番メニューの「ハヤシオムライス」(2015年8月6日撮影)
コクのあるハヤシソースとホワイトソース
2種類のおソースが愉しめる、黒×白のコラボレーション。
ミートボールも美味しく、満足な1皿。
▶︎ 「ミートボールハヤシライス」(2016年3月3日撮影)
▶︎「彩り野菜とハーブチキンのハヤシライス」(2016年9月2日撮影)
身のしまった、あつあつのカキフライは
「まわりカリッ。中はジューシー」
想像以上に美味しい。
▶︎「カキフライのせハヤシライス」(2016年10月15日撮影)
▶︎ 「チーズミルフィーユカツのせハヤシライス」(2016年12月15日撮影)
ランチタイムにはもれなくサラダもサービス。
ドレッシングは、日替わり。
▶︎ 「ランチタイムのサービスサラダ」「ごまドレッシング」が1番好き
ハヤシライスだけじゃない。
ケーキやスイーツも豊富。
スイーツやコーヒーゼリーも人気。
私のお気に入りは「ミルクレープ」
▶︎ 「西麻布 ルエル・ドゥ・ドゥリエール 伝説のミルクレープ」
私がいつも頼むのはコレ!!ミルクレープ発祥店といわれるお店の味も、日本橋丸善でいただける
▶︎ 「アイスロイヤルミルクティ」生クリームを混ぜるとちょうどよい味わい
お三時タイムと重なった時は、この「ミルクレープ」
そして、お紅茶の茶葉の旨味もしっかり感じられる
「アイスロイヤルミルクティ」をチョイス。
あまりにも美味しくて、以前生クリーム多めで
という無謀なオーダーをしたこともあった。
▶︎ 上の写真と比べると、生クリームの量の差が歴然(2016年4月6日撮影)
飲んでみて初めてわかる、
何でも多ければ良いというものではない事実。
ロイヤルミルクティの茶葉の旨味が、
生クリーム軍団にすっかりかき消されてしまった。
コーヒーに拘りがある方には、
こんな贅沢な一品も。
▶︎「丸善スペシャル珈琲」1杯1,000円(2016年2月26日撮影)
最近いただいて美味しかったのは、
彩り野菜に骨付チキンがのったカレー。
▶︎ 「彩り野菜とタンドリーチキンのカレー」(2017年4月12日撮影)
ブロッコリー、人参、赤・黄のパプリカ、茄子、
カリフラワー、ズッキー、ジャガイモなどの
多種類の野菜たちとスプーンでほぐれるほど
柔らかく煮込まれた骨付きミニチキン。
いろいろなスパイスの風味を感じられる、
ちょっと辛めの大人カレー。
社員たちの多くが口にしていたのは、
旧岡崎藩士仲間であった、三代目社長・小柳津要人や
多門(おおかど)傳十郎、志賀重昂(しげたか)は
この故郷の味を全国に広く紹介しようと
力を尽くした歴史あり。
その甲斐あって、宮内庁御用達となった
「カクキューの赤出し味噌」の存在。
▶︎ 八丁味噌「カクキュー」本店(愛知県岡崎市八帖町字往還通69)(2016年5月1日訪問)
そうしたエピソードを盛り込んだ
「キャラメル風 味噌アイス」なんて
メニューがあっても面白いかも。
▶︎ 「カクキュー 三河産大豆の八丁味噌パウダー」(合資会社 八丁味噌)
いまはスタンダードな「赤出し味噌」に加え、こうした加工食品も人気。
バニラアイスに振りかけて混ぜれば、キャラメルアイス風のコクのあるスイーツに早変わり
▶︎ 八丁味噌 カクキューから発売されている、八丁味噌アレンジ商品の数々 ( 2017年5月2日岡崎に訪問)
「小柳津さん、カクキューさんは、いまもこうして頑張っています」
いつもたくさんの人たちで賑わう、
お気に入りの1冊を探した後は、
是非こちらのカフェで素敵なひとときを!!
▶︎ 「日本橋 MARUZEN Cafe」 日本橋丸善3階 (東京都中央区日本橋2-3-10 )
東京メトロ銀座線「日本橋」駅直結、JR東京駅八重洲口から徒歩5分
※ 取り扱いメニューは季節により流動的ですので、ご留意ください